良質なあるあるってどんなあるある?

はじめに

良質なあるあるとはどのようなものを指すか、あるあるbotの採用基準を見ていただくことで理解度が深まると思いますのでぜひ参考にしてください。

あるあるbotの採用基準

あるあるbot(@aruarumada)は2020年8月から現在まで、ユーザーからあるあるを募集して管理人が厳選したものを投稿しているアカウントです。
この記事では、ユーザーから投稿されたあるあるをどのように選考しているのか、その基準や傾向などについて記載しており、良いあるあるを生み出すための考え方を知ることができる内容となっています。

管理人個人の感覚的な部分を無理矢理言語化している部分が多々あるため、この記事が全てではないが、投稿される方は参考にしていただけると幸いです。

あるあるbotの採用方針

「まだ誰も言ってなかったあるある」の採用を目指していますが、「あまり擦られてないあるある」くらいの基準で選考している。
基本的には「管理人の心が動いたもの」を採用しています。

たとえ表現が悪くても、管理人の心が動けば表現を変えて採用することもあります。
逆に採用レベルには達しているが、最後に管理人の心が動かなかったら採用には至らないこともあります。

この記事では、その「心が動くあるある」とは何なのかについてなるべく言語化していきます。
また、あるあるというジャンルの可能性を狭めたくないという思いがあるため、「あるある」という名を冠しているが、広く「共感」という価値観を提供できればと考えています。

採用レベル:心が動かされるとは?

心が動かされるあるあるは「あるある〜」ではなく「あるある!!」となるものです。

左に行くほど「ないない」、右に行くほど「あるある」というイメージ図があるとすると、「あるある!!」となるようなあるあるを投稿したいと考えています。
(「やりすぎ」はその分野に詳しい人なら伝わるマニアックなあるあるなど)

ダーツのような的スポーツをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれないです。
自分のあるあるがなぜ採用されないのかわからないと感じている人が投稿しているものは、あるあるではあるが「あるある!!」までは至っていないあるあるを送っているに過ぎません。
つまり、採用されないからと言って「ないない」というわけではないということです。
「あるある!!」となるようなあるあるを目指してほしいです。

採用する時に重視するパラメーター

重視する尺度を無理矢理リスト化すると以下の5つの項目です。

  • あるある度
  • 表現力
  • 目新しさ
  • 懐かしさ
  • 面白さ

この5つの尺度がある程度高いものが「心を動かされるあるある」です。
各尺度の中でもやはり「あるある度」というものを重視しているため、この五角形を実際に数値化するわけではないが、イメージとしてはこの五角形が自分の中である程度大きいものが採用レベルとなります。

採用されるあるあるのジャンル

あるあるの中には色んなジャンルがある。色んなジャンルがあるということを知っていると、投稿する際に参考になります。

今まで誰も言語化していなかったものを言語化したもの

「まだ誰も言ってなかったあるある」や「これって自分だけかも?」と思っていたものが意外と共感されて「これ自分だけじゃなかったんだ」というような反応が得られるもの。

例:【小学生あるある】友達より面白いこと言うとき「違うよ」って言ってから話す

例:【探し物が見つからない時あるある】「もういいや」と諦めるそぶりを見せ、物との心理戦に持ち込む

例:【夢あるある】いつもあんなに使っているスマホが出てきたことはない

既存のあるあるのアップデート

「◯◯のようなあるあるってあるけど実際××だよね」といったもの。

例:【行けたら行くあるある】行く時もある

なんとなく言われてたけどやっぱりあるあるだと感じるもの

改めてあるあるbotにて紹介していくもの。

例:【嫌いな人あるある】ミュートしてるTwitterアカウントをわざわざ見に行って「やっぱ嫌いだな」って思う

懐かしいもの

学校あるあるや小さい頃の「そういえばそうだったな」と懐かしい気持ちになるあるある。

例:【給食中の先生の話あるある】「食べながらでいいから聞いて欲しいんだけど」

例:【小さい頃、親が長距離運転していて家についたときあるある】運ばれたいから寝てるふりをする

あるあるというよりは感想や気付きや願望だけど共感できるもの

たまに「あるあるじゃないだろw」「新視点botじゃんw」という意見をいただくことがあるが、「確かに」という感想も広く言えば共感のカテゴリーに入っていると思っている。

例:【合宿免許あるある】免許合宿だろと思う

例:【「押し倒した」あるある】おした×2である事に誰も気づいてない

無い記憶を刺激されるもの

経験はしてないけど経験したかのように感じるもの。

例:【国道沿いのグレーの一軒家あるある】二階の窓にぬいぐるみが敷き詰められている

例:【飲みかけで放置されているペットボトルあるある】爽健美茶

アニメ・漫画・映画・ゲームなどのフィクションの中でよく見るもの

例:【デスゲームあるある】爆発の事を「爆発」と言わずに擬音で言う

例:【準備中の女将あるある】「すみません今準備中で…」と言いながら振り返ると昔の恋人がいる

言い回しや表現や発想がおもしろい

採用で重視する尺度に「面白さ」を入れているが、あるある要素が入っていれば面白いものも採用している。

例:【NHKのラジオ体操のオープニングあるある】ピアノ伴奏のおばさんが、ただ座ってピアノ弾いてるだけなのに「私もこの体操のおかげで健康です」みたいな顔で会釈してくる

例:【自分が遅刻してる時あるある】全然着いてないのに「どこにいますか?」と聞いてなんか待ち合わせ場所には着いていますというスタイルを行う

例:【トーストあるある】過失と故意のはざまでジャムを多めに塗る

例:【2022のメガネあるある】2222は見れないと思うと悲しくなる

知らないけど多分そうなんだろうな

大きく分類すると「ありそうありそう」というジャンル。

例:【「所さんの」あるある】所ジョージ司会の新番組のタイトルを決める会議のとき、最初からホワイトボードに書かれている

意見・願望・要望

「〜してほしい」「〜したほうがいい」など、色々な事に対する提案にも「自分もそう思ってた」という共感が含まれている。

例:【新しいiPhoneを買った時あるある】これ以上新しいiPhone出ないでほしい

例:【LINEあるある】じゃんけん機能が欲しい

例:【レジあるある】椅子導入してやれよと思う

恋愛系

Xでは予定調和的にリプ欄が荒れる事が多いジャンルではあるが、個人的にはとても不本意で、学校あるあると同じくらいあるあるが詰まっているジャンルだと思っている。
採用を渋ったり、逆に採用されやすくなるといった事はない。

例:【好きな子大爆笑させたときあるある】最後の「はぁー」が嬉しい

例:【好きな人と一日中一緒にいた時あるある】帰宅後に出る屁の量にビビる

例:【自分があげたアクセサリーを恋人が付けてた時あるある】「え、それいいね、誰からもらったの?」って聞く

おるおる

周りにいる「こういう奴おるおる」と感じる人達。

例:【新人アルバイト入ってきたときのグループラインあるある】嫌われてる人が「よろしくにゃ!」みたいなスタンプ送ってる

例:【自炊をするか尋ねてきた人あるある】答えがYESでもNOでも肯定してくれる

例:【炭酸苦手な人あるある】「たまにいるよねそういう人」みたいなのをいっぱい持ってる

その他

名称あるある
例:【不動産関係のキャンペーンあるある】住まいるフェア

枕詞あるある
例:【亡くなった娘あるある】ちょうど君たちぐらいの歳

絵や写真(#あるあるpic)
例:【ハズレの手洗い場あるある】(画像投稿)

DMへの投稿に関して

DMにあるあるを投稿する際の注意点やコツなどを紹介する。

NG事項

他コンテンツからの転用、他コンテンツへの転用は絶対にお辞めいただきたい。すぐにバレてしまい、投稿者の信頼がなくなってしまう。

挨拶に関して

DMを送る際、挨拶は不要である。
「無礼なやつめ、採用してやるか」とはならないので、あるあるだけ投げていただいて構わない。

印象点がかなり下がるキーワード

あるあるという性質上、100%の人が共感できるあるあるは存在しない。
断言したり、言い切ったりしているような文章はあるあるの文章として相応しくないので、印象点が下がる。

  • 100%
  • 必ず
  • 絶対
  • 誰もが
  • 高確率で

印象点が下がるキーワード

「俗だな…」と感じるワードが入っていると印象点が下がるが、あるあるの内容がよければそのまま採用したりもしている。

  • スカシ
  • イキってる
  • 陰キャ
  • 陽キャ
  • バ先
  • ワンチャン
  • コミュ障
  • とりあえず
  • なんか
  • フッ軽
  • 闇が深い
  • という風潮
  • エモい
  • チー牛
  • エグい

また、語尾が「〜がち」となっているものは、内容が良ければこちらで修正して採用するが、初見で弱く見えてしまうので避けたほうがよい。

投稿する文章について

あるあるbotに投稿する際、「あの感覚を言語化したいけど、うまく言語化出来なかった」という経験があると思うが、あるあるbotはそれをお届けするbotである。
あの感覚を伝えるには、うまく文章化して相手に伝えなければならない。

独りよがりな文章で「なんでこのあるあるがわからないんだ…」と思ってしまう時、まず文章の意味が伝わっていないかもしれない。
まず文章の意味が相手に伝わって、初めて共感なのか共感じゃないかという感想が生まれる。

あるあるに最適な構文

まず文章が伝わる事が大前提であるため、あるあるに最適な構文を使って投稿する事は何も悪いことではないです。
ただし、構文というのはあくまであるあるという感覚を伝えやすくする手段というだけであって、この構文を使ったからといって採用されやすくなるわけではない。
あるあるを伝える上で向いている文章というだけである。大切なのはあるあるの中身である。

らしい構文

語尾を「〜らしい」とすることで、「自分はその気持ちわからないけど、そういう人っているよね」という「こんな人いるよね」が伝わりやすくなる。

例:【授業あるある】あとで言うから、ここは2行くらい空けておいてほしいらしい

例:【詳しいことについては割愛する理由あるある】それだけで本が一冊書けるほどらしい

〜すぎる構文

語尾を「〜すぎる」とする事で、その時に抱く感情が伝わりやすくなる。

例:【市民プールあるある】トイレの前の水溜りキモすぎる

例:【電球買う時あるある】軽すぎる

逆構文

「○○あるある/○○と逆の事を言う」とすることで、あるあるのインパクトが強くなる。
「◯◯ってあるけど実際◯◯とは逆な事が多いよね」というのを伝えやすくなる。

例:【擦らず落とせる浴室洗剤あるある】擦る

〜みたいに構文

あるあるに例を付け足したい場合に使える。
投稿者でたまに「【◯◯あるある】×××××(例:〜〜みたいなことです)」と投稿する人がいるが、「【◯◯あるある】「〜〜」みたいに×××××」とすることによって、例を文章に盛り込む事ができてスマートな文章になる。

例:【「今日何の気分?」あるある】「○○な気分ではないんだよなぁ」みたいに否定から入る

ただし、例示をしないことによって例を想起させる余白を残したあるあるというのも美しいので、例を盛り込まなくてもいい場合がある。

例:【夏野菜カレーあるある】ただただ足を引っ張ってるだけの具材が1つある

例:【寒い時あるある】「サム」から始まる単語を言ってみたりする

最後に

冒頭でも述べた通り、あくまで管理人の個人的な採用基準の感覚を無理矢理言語化したものとなっている。皆様の感性を制限するものではないため、自由に日記感覚やメモ感覚でDMや「あるあるまだ?」へ投稿していただきたい。
これからも皆様の自由なあるあるをお待ちしています。